アーツ千代田3331(千代田区外神田6)で4月2日・3日、東日本大震災支援アートアクション「いま、わたしになにができるのか?-3331から考える」が開催される。
同企画に先駆け16日、同施設をベースに日頃活動をしている人など約60人が参加し、「今、私たちにできること!」と題した緊急オープンミーティングを実施。当日は、アートセンター3331が被災地と表現者をつなぐプラットフォームとして機能することを望む意見が寄せられたほか、短期的支援だけではなく、5年・10年と中長期的な視点からの支援が必要との声も寄せられた。
それらを受け、「今すぐできること」という観点から東日本大震災を期に立ち上がったアート・アクション・グループへ同施設を開放し、活動をより広く周知する機会を提供するという。さらに、同施設ゆかりのアーティストらによる作品の販売を通じて義援金を集めるほか、3331コミッションワーク・アーティスト日比野克彦さんによる、被災地をハートマークで飾るプロジェクト「ハートマークビューイング」もワークショップとして行う。
企画について、同施設は「私たちもまだ手探り状態でのアクション。計画停電も続く中で、このようなイベントの開催について悩むべき部分があるのも確か。しかし、この大災害の中、思考を止めず、動くことをやめず、一日も早い復興のため、アクションを起こしていきたい」と話す。
開催時間は、2日=12時~18時30分、3日=12時~17時。タイムテーブルなどは同施設サイトで確認できる。