近藤科学(荒川区)は11月28日、同社が手がける2足歩行ロボットの新機種「KHR-1HV」を近日中に「KONDO ROBOSPOT」(千代田区外神田3、TEL 03-6421-6976)で展示すると発表した。
近藤科学は2004年6月、世界初(同社)の2足歩行ロボットを発売し容易にモーション入力が可能な教示機能などを搭載し、当時50万円を越える価格で販売されていたロボットを126,000円(税込)という価格で販売し約4千台を超える出荷を記録している。
今回発表の「KHR-1HV」は今年6月に発売した「KHR-2 HV」にパーツなどが追加されたもの。追加されたのは旋廻軸ユニットやスムーズな歩行を可能にする樹脂製のバスタブソール、肩サーボなど。旋廻軸ユニットは両足の付け根にサーボを増設、この2軸が旋廻軸となり多様な動きが可能になったほか、肩サーボは「KHR-2 HV」で装備していたものに加え両肩の回転軸にKRS-4024を採用し肩関節の可動角度を1.4倍に拡張し動作にバリエーションを加えることができるのが特徴。また、大容量バッテリーを搭載することにより長時間動作も可能。
サイズは横幅17.9センチ×高さ37.7センチで重量1,510グラム、価格は126,000円(参考価格)。発売時期は12月中旬を予定。