秋葉原に拠点を置く富士ソフト(本社=横浜市中区)は6月24日、7月1日から夏季節電対策を実施すると発表した。
対象となるのは、東京電力の大口需要家であるオフィスビル4拠点(秋葉原、横浜本社、錦糸町、門前仲町)をはじめとする全拠点22オフィス。
主な夏季節電対策として、執務スペースと共用部を従来の三分の一程度で運用する照明の間引きや、OA省エネ設定、2005年以前に購入したPC400台を対象にした省エネPCへの買い換え、冷房を28℃に設定する空調設定の管理を実施。
さらに、秋葉原オフィスと本社では8月第1週目~第4週目の間にフロア単位で分散して取得する輪番夏季休休暇、本社オフィスの休日を土日から平日に変更する休日シフト、クールビズを例年より1カ月間延長し、6月1日から10月31日までの5カ月間実施するなどの対策を行う。
これらにより、消費電力の15%削減を進める。データセンターに関しては、安全性・確実性を第一に考えて運営。室外機散水システムを導入することで、データセンターの消費電力を約7%削減する。