秋葉原に拠点を置く富士ソフト(神奈川県横浜市)は8月28日から、全国9カ所で「第23回全日本ロボット相撲大会」地区大会を開催する。
同大会は、「ロボット作りを通して『ものづくり』の楽しさを知ってもらう場を提供する」ことを目的に1990年から開催している「国内最大規模」(同社)のロボット競技大会。参加者が自作したロボットを力士に見立て、技術とアイデアで相手を土俵から押し出すのが特徴。全国9カ所で行われる地区大会を勝ち進んだ148台と、海外トーナメントで上位入賞した12台の計160台が全国大会に進み、優勝者には文部科学大臣を授与する。
部門は参加資格に制限のない「全日本の部」と、地区大会の開催地域の高校生だけが参加できる「高校生の部」で構成し、それぞれ自動的に動くプログラムを内蔵した「自立型」と、ラジコン操縦で動かす「ラジコン型」の2種類のロボットがエントリー。全国各地で熱戦を繰り広げる。
高校生全国大会は11月13日(ものつくり大学)、全国大会は12月18日(両国・国技館)に開催。地区大会のスケジュールは同大会公式サイトで確認できる。