山崎製パン(千代田区岩本町3)は9月30日、東日本大震災に対する寄付金を新たに2億円拠出すると発表した。
災害発生直後から、農林水産省や関係省庁、各自治体と連携しながら、食料支援活動に取り組んできた同社。今年4月には、3億円の寄付金を拠出したほか、店頭での募金活動などに取り組んでいる。
東日本大震災発生から半年が経過した現在、被災地では仮設住宅での生活など依然として厳しい生活環境が続いていることを踏まえて同社は新たに2億円の寄付金の拠出を決定。民間の国際協力団体・公益財団法人国際開発救援財団に寄贈するという。
さらに、10月1日から新ブランドの食パン「モーニングスター」の販売を開始。同製品の売り上げから1斤につき1円を被災地の支援に寄付する取り組みも実施している。
同社は「被災地の復興には引き続き幅広い支援が必要」とし、今後も被災地の救援・復興を支援していく構え。