神田明神(千代田区外神田2)で10月30日、「東日本大震災復興鎮災祈願神輿渡御祭」が行われる。
日本三大祭りの一つといわれる「神田祭」。今年は、大祭の年として5月に開催を予定していたが、東日本大震災を受け3月下旬に中止を発表。全国の祭礼自粛の先駆けとなっていた。
しかし、「神田明神が率先して祭を行うことで復興に前向きな雰囲気を広げていきたい」との思いから「東日本大震災復興鎮災祈願神輿渡御祭」の開催を決定。千代田秋まつりや日本橋架橋100年の祝典と連携しながら、被災者の一日も早い復興と鎮災を願い神輿の渡御を斎行する。日程は以下。
10月29日18時=東日本大震災復興鎮災祈願祭(神田明神本殿)、祈願祭後大神輿遷座祭(本殿、奉安庫)。参列者=氏子総代、実行委員会、氏子町会長、世話人、両講、宮惣ほか。
30日10時=大神輿発輿祭(東日本橋両国旧御仮屋)、参列者=氏子総代、実行委員会、氏子町会長、世話人、両講、宮惣、担ぎ手ほか。同17時30分ごろ=宮入、大神輿着輿祭(本殿前)。参列者=氏子総代、実行委員会、氏子町会長、世話人、両講、宮惣、担ぎ手ほか。
大神輿渡御巡行路は神田明神公式サイトで確認できる。