学ぶ・知る

分身が勝手に旅する「放置系」ネットアプリ登場-旅生活を疑似体験

  • 0

  •  

 Bunshin(渋谷区)は5月31日、ネットアプリ「bunshin」のベータ版を公開した。

[広告]

 同社創業者でこのアプリの考案者である安井代表取締役と横山取締役。2002年7月、当時T-ZONEの会長と社長だった2人はメード喫茶の先駆けとなる同社直営のコスプレ喫茶「Mary’s(メアリーズ)」(現 メード喫茶「Cafe Mai:lish」)を秋葉原に出店。日本にメード喫茶文化を定着させた立役者でもある。

 2000年初頭、「bunshin」の初期構想があったが、開発費用などの問題により開発されずにお蔵入りになっていたという同企画。2011年12月、安井さんと横山さんは同企画を復活させるプロジェクトを立ち上げ、今年3月にプロジェクトを引き継ぐ同社を設立し、今回のネットアプリ「bunshin」のリリースに至る。

 同アプリは、ユーザーの「分身」が日本中を勝手に旅する「放置系」ネットアプリ。分身は、各地で観光や名産品の購入、土地のグルメを味わったり、バイトしたりしながら日本中を気ままに旅をする。その旅の様子は、分身が書く日記で毎日ユーザーに報告される。これにより、ユーザーは分身が書いた旅の日記を読み、分身の旅の様子を見守ることで自由気ままな旅の生活を疑似体験することができる。

 このほか、分身の旅行にはあらかじめ設定された複数の地点を一定期間内に訪問すると、賞金が獲得できるスタンプラリーが設定されていたり、分身の旅行資金の収支を「旅の家計簿」で確認できたりするほか、旅先で出会った他分身の「ペアレント」(=ユーザー)間ではメッセージのやりとりをはじめとする分身を通じたユーザー間コミュニケーションも可能。

 対応機種はパソコンとスマートフォン。利用は無料。

デジハリ大
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース