アキバ経済新聞2012年上半期のヘッドラインニュースPV(ページビュー)ランキング1位は、「ビックカメラ、ソフマップを再編-会社分割、債権35億円放棄へ」だった。
同記事は、秋葉原では7店舗を展開するビックカメラ傘下のソフマップ再編に関するもの。ビックカメラ(豊島区)が、ソフマップのリユース事業とサポートサービス事業などの小売部門を分割して新会社「株式会社ソフマップ」を設立。一方、店舗不動産管理・外部資金調達業務を行う旧「株式会社ソフマップ」をビックカメラが吸収合併することを伝えた。家電業界の動向に関する注目が集まる昨今、アクセスを伸ばした。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. ビックカメラ、ソフマップを再編-会社分割、債権35億円放棄へ(2/2)
2. 秋葉原のPCパーツ店「クレバリー」が自己破産-負債額は3億円超(5/30)
3. 秋葉原エリア限定地上波テレビ局、アニメ専門チャンネルとして開局へ(6/15)
4. CoCo壱番屋、「グランド・マザー・カレー」最後の提供へ(1/13)
5. 「機動戦士ガンダム」の「ザク」が豆腐に-「ヒート・ホーク・スプーン」同梱も(3/28)
6. 秋葉原にメードタイ古式マッサージ店「わっとぽー」-シャワールーム併設(2/10)
7. 秋葉原に7メートル超の巨大「カノジョ」登場へ-「NEWラブプラス」発売で(2/6)
8. 秋葉原のイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」増床へ-客足好調受け(2/17)
9. 「STEINS;GATE」阿万音鈴羽ジャージー、コスパが商品化(2/28)
10. サンコーからカメラ内蔵だて眼鏡-手ぶら撮影可能に(1/18)
2位にランクインしたのは、秋葉原でもなじみのPCパーツ店の破産に関する記事。突然の自己破産アナウンスとPCパーツ業界が置かれる厳しい現実を見せ付けられる結果となった。3位には、総務省のアナログ放送の停波に伴い発生した電波の空き帯域(=ホワイトスペース)を有効活用する施策において認可を受けて設立した銀河放送が準備を進めている秋葉原周辺エリアと大阪・難波周辺エリア限定の地上波初・アニメ専門チャンネルに関して伝えた記事。ヤフーニュースのトップで掲載され、同サイトなどからの流入でアクセスを集めた。
ちなみに、昨年の同時期と比べてアキバ経済新聞モバイルへのアクセスも大幅アップ。スマートフォンの普及により同端末からアクセスするユーザーが増えたことを実感する結果となった。