ホテル「レム秋葉原」(千代田区神田佐久間町)は9月8日から、筑波大学(茨城県つくば市)との共同研究を実施する。
テーマは「ホテルという公共空間における人とロボットによる関係のデザイン」。フロントロビーに多言語対応の「パルロ」、おしゃべり好きな双子ロボットの「ジェミニ」、動きが得意な「ナオ」など複数のロボットを設置。これらのロボットはさまざまな動きや対話を繰り広げるほか、実際に話しかけると会話もできる。
これにより、公共空間(ロビー)で不特定多数の客と人間型ロボットが交流し、触れ合うことによるコミュニケーションの変容を観察・研究する。
同ホテルによると、「筑波大学は人とロボットが共生する社会を目指すつくば市に、当ホテルはロボット関連企業の多い秋葉原にそれぞれ位置し、共につくばエクスプレスの終着点でもあり、コラボレーションが実現した」という。