「ボークス秋葉原ショールムホビー天国」(千代田区外神田1)などで12月上旬から、旧広尾線・幸福駅キャラクター「駅神・みゆき&めぐみ」公式オリジナルグッズの取り扱いが始まった。
幸福駅は北海道帯広市幸福町にある旧国鉄・広尾線沿線内の駅名。1973(昭和48)年3月、NHKの紀行番組「新日本紀行」で「幸福への旅~帯広~」が放送されて以降、駅名が全国的に知れ渡った。赤字続きの広尾線の乗降客数アップを狙い、「愛国から幸福行き」という切符(通称=幸福キップ)を販売したところ爆発的に売れ、「幸福駅ブーム」が誕生。しかし、1987(昭和62)年に広尾線が廃線に。それに伴い駅舎も廃駅される予定だったが、駅名の縁起の良さなどから、ブーム以降も国内・国外を問わず多くの観光客が訪れ、廃線後も観光地として存続が決定。現在は観光スポットになっている。
ブーム40周年を来年に控え、北海道出身・在住のイラストレーターで原画家の「みけおう」さんによる幸福駅と愛国駅のPRキャラクターが今年誕生。当地に住む駅神様という設定で、幸福駅公式ホームページのブログを通じてPRに携わっているほか、公式グッズも販売されている。
今回、秋葉原ほかのショップで同キャラクターの公式オリジナルグッズの取り扱いが開始。「幸福キップ」をモチーフとしたキップ型ハガキやミニお守り、幸福駅お守り、うちわなどがラインアップする。
秋葉原エリアでの取扱店舗は「ボークス秋葉原ショールムホビー天国」「AKIHABARAゲーマーズ本店」「アニメイト秋葉原」。それ以外では、札幌エリア=「ゲーマーズ札幌店」「アニメイト(札幌店、新千歳空港店を含む一部店舗)」、首都圏=「アニメイト(新宿店を含む一部店舗)」、関西圏=「ホビースクエア(R)京都」「ボークス大阪ショールーム」。