ロモジャパン（世田谷区）は5月24日、アーツ千代田3331（千代田区外神田6）に直営店「Lomography+（ロモグラフィープラス）」を開設した。

　同社は、フィルムカメラにこだわるカメラブランド「Lomography（ロモグラフィー）」を約50カ国で展開するロモグラフィック・ソサエティー（オーストリア・ウィーン）の輸入代理店として、1997年11月から日本で事業を展開。以来、同社のフィルムカメラやフォト関連プロダクトの輸入・販売、直営店の運営を手掛けている。

　今回開設した同店は、ロモグラフィーの最新商品から定番までをそろえ、同ブランドのカメラとフィルムで撮影した写真や映像を見ながらアナログなフィルムカメラや文化を体験できるショップのほか、ギャラリー、ワークショップ、ラボなど用途によって利用できるマルチスペースとして展開。

　ロモグラフィーの世界観を周知するため、同社のフィルムカメラで撮影した写真をはじめとするさまざまなクリエーターの作品紹介などギャラリースペースを活用した展示や、アナログカメラ初心者から上級者、同社のカメラを触ったことがあるユーザーなどニーズに合わせたワークショップの企画・運営も行っていく。

　同社広報担当者は同スペースについて「ロモグラフィーのカメラを知っていただく上で必要な要素が全て詰まったスペース。そこに、さまざまなクリエーターやアイデアをプラスして新しい展開ができればと考えている。フィルムカメラ初心者にも上級者にもぜひ遊びに来てもらえたら」とコメント。

　東東京、アーツ千代田3331への開設については「直営店『Lomography Gallery Store Tokyo』のオープン当初から常にファッションの街・渋谷に拠点を置いていたが、今回、アートの発信地として注目度が上がっていることから東東京にフォーカスした。より身近なアートとしてさまざまな方々にアナログフィルムカメラを楽しむ経験を味わっていただけるよう、お手伝いできれば」と話している。

　営業時間は12時～19時。定休日は月曜日・火曜日とアーツ千代田3331休館日。