アキバ経済新聞年間ヘッドラインニュースPV(ページビュー)ランキング1位は、「マンモスカレー」の閉店を伝える記事が獲得した。
2008年、秋葉原にオープンした同店。総重量1キロ超えの「マンモス1kgカレー」を提供するカレー店として知られていたほか、今年1月に販売した「18 歳未満お断り、女体盛りカレー」が大きな話題を集めるなどしていたが、10月下旬、突如閉店することを発表。アクセスを伸ばした。
ランキングは、今年1月1日から12月19日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 秋葉原の1kgカレー「マンモスカレー」、閉店へ-早ければ今月末(10/30)
2. 秋葉原に現役バンドマンが接客するカフェ&バー「ATB」-「バンギャ」憩いの場目指す(6/11)
3. コミケ15分で完売-70歳超の同人デビューグルメ本「町あるき江東」が市販化(9/4)
4. 秋葉原・JR高架下「CHABARA」開業へ-「日本百貨店」食のテーマパーク核に(5/10)
5. 秋葉原のメードカフェ「HoneyHoney」で「オクトーバーフェスト」(9/17)
6. 秋葉原に「おしおきカフェ」-ヘンタイメニューやアイドルによるお仕置きも(11/27)
7. 秋葉原にカプセルホテル「安心お宿」-全室にシモンズ社製寝具(5/8)
8. 旧万世橋駅遺構を商業施設として再生-「マーチエキュート神田万世橋」開業へ(9/3)
9. 男の娘カフェ&バーNEWTYPE、「男のメーク講座」開講-基礎から応用まで(4/12)
10. JR東日本、秋葉原駅に地産品ショップ「のもの」開業へ-初の飲食フロアも(12/4)
新規出店・開業に関する記事がランキングの半数を占めた2013年。とがったコンセプトが印象的な「今会えるバンドマンカフェ&バー」や、整備した旧万世橋駅に趣味性・嗜好(しこう)性の高い店舗が出店する「マーチエキュート神田万世橋」などが上位にランクイン。
中でも、高架下に開業した日本全国の「食」を集めた商業施設「CHABARA」と、JR東日本が秋葉原駅で来春営業開始を予定する地産品ショップ「のもの」の開業は、これまでアニメやゲーム、PC文化の発信拠点として親しまれてきた秋葉原に日本各地の食を扱うアンテナショップが進出、地域の特産品をアピールする場としても注目を集めていることがうかがえる結果となった。
このほか、メードカフェで開催されたビールの祭典「オクトーバーフェスト」、スマートフォン向けゲームアプリ「おしおきパンチガール!!!」のプロモーション企画「おしおき☆カフェ」、女装子・男の娘たちのメーク技術の向上を目指した「男のメーク講座」など特徴のある話題もランクインした。