神田明神(千代田区外神田2)で2月3日、節分祭が開催される。
当日は、邪を払う鉄杖を先頭に、江戸消防記念会の鳶頭(とびがしら)の木遣りの声とともに赤鬼、青鬼のほか、だいこく様、えびす様、雅楽を奏でる楽人や、古式装束の宮司、神職・氏子総代・特別崇敬者など総勢200人の行列が境内を「参進」する。その後、本殿で神事を終えた日本航空のフライトアテンダントや、三波伸介さんの息子でコメディー劇団「萬天舘」座長の三波伸一さんなどの芸能関係者、千代田区・中央区各区長、警察署長、消防署長らによる豆まきが行われる。開催は14時から。
また、江戸城の鬼門の守護神として有名な同神社では併せて古代の武人の装束を着用した神職により、鬼門・裏鬼門の方角に向けて矢を放つ仕草を行い、邪気を払う儀式「鳴弦の儀」も執り行う。