秋葉原で3月3日、「東京アニメアワードフェスティバル2015『アニメドール トロフィー制作発表会』」が開かれた。
発表会に登場した大河原さんやDMM.makeプロデューサー小笠原治さんらの画像はこちら
同フェスは、これまで「東京国際アニメフェ」の一環として行われていた「東京アニメワード」の大きな目的である「人材発掘・育成」「世界に向けた情報の発信」「アニメーション文化と歴史の継承」を引き継ぎ、発展させた国際アニメーション映画祭。
2回目を迎える今年は、日本国内で未興行のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」、この1年間日本のファンを魅了した作品を対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」、「アニメ功労部門」、そのほかスペシャル上映、イベント、授賞式などを予定する。開催はTOHOシネマズ日本橋で3月19日~23日。
今回、同映画祭を控えDMM.make AKIBA(千代田区神田練塀町3)で「特別賞・アニメドール ~Anime d’Or」のトロフィー制作発表会を開催。「機動戦士ガンダム」「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」などで知られるメカデザイナー・大河原邦男さんがデザインを手掛け、DMM.make AKIBA協力の下、同施設の3Dプリンターで制作した同トロフィーの最終段階サンプルを披露した。
大河原さんによると「昨年は超合金を使ってトロフィーを作ったので、それをどうまとめるかという選択肢がほとんどなかったが、今回のオファーでは日本橋というテーマをもらった」とし、日本橋の擬宝珠、日本、地球、日本橋の麒麟(きりん)像の羽根、キービジュアルのスチームパンク風のデザインをトロフィーに盛り込んだという。