秋葉原をメードガイドが6カ国語で案内する新東海旅行(台東区)のツアー「AKIBALAND TOURS」は9月15日、チリ人のマルガリータ・ヒメネス・タピアさんのメード研修を行った。
南米最大級のチリのアニメイベント「AEXsantiago」と提携し、今年6月開催の同イベント内で「メードコンテスト」を実施した同社。優勝したマルガリータ・ヒメネス・タピアさんの副賞(訪日旅行)として今回、メードガイドの研修を行った。
メード名「Mayu(まゆ)」ことマルガリータさんは当日、「ラジオ会館」やレトロゲームショップ「スーパーポテト」、コスプレショップ「ACOS」などを巡り、同ツアーのメードガイドが実施にどういう場所を巡り案内をしているかレクチャーを受けたほか、メードカフェで接客や「いらっしゃいませ」など日本語の案内セリフを練習した。
研修を受けたマルガリータさんは「とても貴重な体験ができて本当にうれしい。同ツアーのメードガイド・恵美さんと話すために日本語を頑張って覚えてきた。もっと深く日本について知りたいと思うようになった」と話した。
同コンテスト審査員としてチリを訪問した同社の須賀美智子取締役はチリについて、「現地での日本人気の高さに訪日誘致の可能性に期待を寄せている。すでに現地旅行社と訪日ツアーを組み、9月中旬からツアー客が訪日して秋葉原を毎日のように往復しており、とても満喫している様子」と話す。