秋葉原ワシントンホテル(千代田区神田佐久間町1)で1月30日、謎解きイベント「残穢【ざんえ】-泊まってはいけない宿-」が始まる。
アミューズメント施設の運営のほか、「なぞとも」ブランドの下、リアルゲーム事業を展開しているナムコ(港区)。
「ワシントンホテル」などホテル事業を展開する藤田観光(文京区)のWHG事業グループは、同社と謎解き体験などのリアルゲーム事業で協業。映画「残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋」の公開を記念して、「なぞとも Cafe」で開催中のコラボコンテンツと連動した謎解きイベント「残穢【ざんえ】-泊まってはいけない宿-」を秋葉原ワシントンホテルに導入する。
ストーリー設定は、「泊まっているホテルがいわくつき」という投稿を受けたオカルト雑誌「月刊鬼奇怪界」の編集部一行。投稿者との約束の時間に指定されたホテルのラウンジで待つが、時間になっても投稿者は姿を見せない。そこに届いた一通のメール。参加者はホテルに隠された秘密をひもとき、怪奇現象の原因を突き止める。
開催は、1月30日・31 日、2月14日・21日・28日の計5日。各日13時、15時30分、18時(1月30日は13時回のみ)。参加費は3,024円。所要時間は約2時間。対象年齢は16歳以上。
ホテルなどの宿泊施設で謎解き体験サービスを提供するのは今回が初だという両社。藤田観光は「現在、秋葉原ワシントンホテルは、ビジネスのお客さまが中心。このコラボレーションにより宿泊施設に新たなエンターテインメントサービスを付加し、施設の魅力の幅を広げ若年層の誘客を狙う」と意気込む。
一方、ナムコは「かねてよりホテルとの協業を構想しており、WHGとの連携を図りながら両者のノウハウを融合させ、新たな遊びの創造を進めていきたい」としている。