「モノビットVRカフェ」（千代田区外神田3）が4月26日から、秋葉原に期間限定で出店する。

　手掛けるのは、ネットワークゲームの受託や協業による開発・運営などを展開するモノビット（新宿区）。同社は今年3月、VR（仮想現実）/AR（拡張現実）市場への本格参入を目的とした「VRエンターテインメント事業部」を設立し、VR/ARコンテンツの企画・制作をはじめとする事業をスタートした。

　今回出店するカフェでは、最新VR機器と対応コンテンツを用意。「HTC Vive」では、2つのセンサーで体験者の動きをミリ単位で補足し、VR空間を実際に歩き回るなどアクティブなVR体験を楽しむことができる。「Gear VR」「VRゴーグル」では、スマートフォンを使って手軽ながらも高い没入感を感じることができるコンテンツや、「360°画像」「360°動画」を体験することができる。

　カフェメニューも提供し、待ち時間やVR体験後、VR体験をせず普通のカフェとしても利用できる。

　同社本城嘉太郎社長はVRカフェ出店について「『VR元年』と言われているが、ゲーム業界の方でもそれ以外の業種の方でも実際にVR体験をされている方が意外と少なく、皆さん体験されると全員感動して、いろいろな期待や思いが溢（あふ）れるよう。体験後もその場で『あんなことができるかも！』『こんなものを見たいよね！』と夢のような話に花が咲いている」と前置き、「そんな時間をもっと多くの皆さんにも体験してもらえたらと思い、比較的ゆっくりVR体験できて、さらに語り合えるようにカフェ形式にこだわって体験の場を作った」とコメントしている。

　「秋葉原という場所でゴールデンウイーク期間に実施することで、広く一般の方にも気軽に体験いただける場になっている。ぜひ皆さん遊びに来て」とも。

　営業時間は、4月26日＝14時～21時、同27日・28日＝13時～21時、同29日～5月4日＝11時～21時（5日は18時まで）。開店時から当日分の整理券を配布する予定。用意した整理券が無くなり次第、配布終了。

　5月5日まで。