青山商事(広島県)が10月6日、「洋服の青山 秋葉原電気街口店」(千代田区外神田1)を出店した。
コンセプトは、実店舗販売とネット販売を連携した「デジタル・ラボ(通称デジ・ラボ)」。ネット上にある1000万点以上の商品在庫の中から好みの商品を選択し、店舗で試着や採寸を行うのが特徴。
約52坪の売り場には、「洋服の青山オンラインストア」の在庫とつながった大型デジタルサイネージを複数設置。来店客がタッチパネル式の画面を操作すると、ECサイトの商品が大画面に実物大で映し出され生地の色柄や細かいデザインなどを確認することができる。
接客にもiPadを活用。ドレスシャツやネクタイなどのコーディネートアイテムの提案や商品の注文処理までをサポートする。
具体的な商品購入までの流れは、店内スタッフがデジタルサイネージやiPadを活用しながらオンライン商品を提案。来店客が気になる商品を見つけると、店内にある同ブランド・同サイズの商品を型見本として採寸し、商品決定後、スタッフがiPadで商品の注文・会計処理を行う。購入商品は、後日オンラインストアから自宅に配送する。
同社は同店を「デジタルを活用した新たなサービスの可能性にチャレンジしていく実験店舗」と位置付ける。
営業時間は10時~20時30分。