アーツ千代田 3331(千代田区外神田6)で5月19日から、特別企画展「ときを渡る~『山王さん』を支えた町の150 年~」が開かれる。
千代田エリアの重要な祭礼行事「神田祭」「山王祭」が行われる時期に合わせ、2013年から毎年、展示を行っている同施設によると、両行事は「天下祭」とも呼ばれ、洗練された町人文化を武家やほかの町に表現する重要な場面でさまざまなかたちで支えたのが氏子町だったという。
明治維新150年に当たる今年の企画展では、伝統が明治維新後も東京に脈々と受け継がれていることに注目し、氏子町の歩んだ150年間の歴史や文化、街並みの変遷をたどる。
期間中、伝統芸能を体験する「お囃子(はやし)ワークショップ」、「手ぬぐいでつくるおしゃれ子ども服」、老舗の職人に学ぶ「季節の和菓子作り」など、東京の伝統や文化を体験する・学ぶイベントも展開する。
開催時間は11時~18時。入場無料。6月10日まで。