栃木県佐野市が3月10日、「佐藤の会」発足発表会をDMM.make AKIBA(千代田区神田練塀町)で開いた。
「佐藤」姓は、平安時代に佐野で活躍し、平将門の乱を鎮めたとして知られる藤原秀郷公の末裔であることを表すため、「佐野の藤原氏」で「佐藤」とする説が有力とされているという。その由来を受け、佐野市では、「佐藤さんのふるさと」として聖地化していく「佐藤さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」を3月10日に始動した。
具体的な取り組みとして、新しい関係人口の拡大を目的に、佐藤さん「始まりの地」とされる唐沢山城跡を全国の佐藤さんと共に聖地化していく「佐藤の会」を発足。同日、本名が「佐藤」の林家ペーさんとパー子さんを迎えて「佐藤の会」発足発表会を開催した。
林家ペーさんは開口一番に「実は我々、本名が佐藤なんですよ!私の本名は、佐藤嘉彦(よしひこ)です」と告白。林家パー子さんも「私は、佐藤粋子(すいこ)です」と本名を明かした。
合わせて、佐野市は林家ペーさんとパー子さんを「佐藤の会」名誉大使に任命。ペーさんは「佐藤さんって全国200万人の代表として、光栄と同時に、使命を感じています!」と名誉大使となった喜びを語った。
今後、「佐藤の会」では会員を募集する。会員の種類は、年会費の代わりにふるさと納税を活用して佐野市に5,000円以上を寄付するプレミア個人会員と、年会費無料の個人会員の2種類を用意。プレミア個人会員からの寄付は「佐藤の会」の運営費などに充てる。
「佐藤の会」発足を記念してプレミア個人会員の年会費が1年間無料の「『佐藤の会』発足記念 先着310名 年会費無料キャンペーン」を展開。申込者には、天明鋳物製の「佐藤の会」オリジナルピンズとプレミア個人会員会員証を贈呈する。
キャンペーンは3月31日まで。