同人誌即売会「ComicVket 1(コミックブイケット ワン)」が8月13日から、VR(バーチャルリアリティー)空間上で開かれる。
バーチャル空間上の同人誌即売会「ComicVket」。参加者は、VR機器やスマートフォン、パソコンから来場し、ブースを巡りながら同人誌を買ったり、参加者同士で交流したりできる。作品は、「電子書籍ダウンロード」または「紙の本の通販」で販売。ブースで見本誌を見て、気に入ったものを各販売サイトに飛んで購入する仕組み。4月10日~12日にテスト開催した「ComicVket 0」には約2万5000人が参加した。
今回の「ComicVket 1」は、一般ブース=382サークル、企業ブース=60社が出展。街の中央で展開する凸版印刷の「ComicVket公式ショップby MEET MY GOODS」ブースでは、「ComicVket」参加クリエーターの作品を印刷したTシャツ、マグカップなどのグッズを紹介・販売する。
「ComicVket 1」の会場は、「バーチャル秋葉原」。多くの同人誌イベントが中止になる中、秋葉原でのバーチャル同人誌即売会を行うため、「ゼンリン」の3D都市モデルデータを元に、主催のHIKKY(渋谷区)が街並みを制作した。「バーチャル秋葉原」では秋葉原に実在する60の飲食店や家電量販店などが店の紹介やショッピングクーポンを配るサービスなども用意する。
開催期間は8月13日11時~16日23時。