「書泉」が12月、「書泉制定 2020年度 プロレス本大賞」各受賞作品を発表した。

　同賞は、プロレス関連書籍・グッズ・チケットの販売や選手に会えるイベントの開催などを展開する秋葉原と神保町の書泉2店舗が対象。昨年11月から今年10月までの売り上げが好調だった商品、来店客からの反響が多かった書籍やコーナー（企画）を表彰する。

　受賞作品は以下。MVP（最優秀プロレス本賞）＝「引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで」（岩谷麻優選手著・彩図社発行）、ベストバウト（最優秀企画賞）「永遠の最強王者 ジャンボ鶴田」（小佐野景浩さん著・ワニブックス 発行）刊行記念特設コーナーと3刷重版記念フェア、殊勲賞「百戦錬磨 セルリアンブルーのプロ経営者」（ハロルド・ジョージ・メイさん著・時事通信社発行）、敢闘賞「手のひら返しdeあっせんなよ 内藤哲也のホンネ録」（内藤哲也選手著・ベースボール・マガジン社発行）、技能賞「味のプロレス オールスター編」（アカツキさん著・新紀元社発行）、話題賞「世志琥の極上スイーツ作りやがれ！」（世志琥選手著・ワニブックス発行）、書泉グランデ特別賞「プロレスラーは観客に何を見せているのか」（TAJIRI選手著・草思社発行）、書泉ブックタワー特別賞「捻くれ者の生き抜き方」（鈴木秀樹選手著・日貿出版社発行）。

　敢闘賞の内藤選手は「『書泉が選ぶプロレス本大賞2020』敢闘賞ということで、選んで頂いたことに関してはもちろん嬉しいですが…『悔しい』という気持ちが先行しているのが正直な気持ちです。書泉の方々に内藤哲也のプロレスが届かなかったのか、それとも書泉の方々は内藤哲也の事が大嫌いなのか…。まぁどちらかはわかりませんが、ファン時代に何度も通った書泉様からこうして敢闘賞に選んで頂けたことを光栄に思いますよ。Gracias.お礼も兼ねて、近々お店へ行かせていただきますよ。内藤関連、そして『LOS INGOBERNABLES de JAPON』関連の本をどれだけ宣伝してくれているかをチェックしにね。それはいつかって？その答えはもちろん…Tranquilo（トランキーロ）、あっせんなよ」（原文ママ）と受賞コメントを寄せている。

　現在、書泉ブックタワー（千代田区神田佐久間町1）4階と書泉グランデ（千代田区）地下1階の格闘技・プロレスコーナーで「書泉制定 2020年度 プロレス本大賞」受賞作品フェアを開催している。

　営業時間は11時～20時（年末年始は変更あり）。フェアは来年1月31日まで。