秋葉原ワシントンホテル(千代田区神田佐久間町1)で10月29日・30日、イベント「もったいないハロウィン」が開催される。
カヤック(神奈川県鎌倉市)が企画・開発したコミュニティー通貨(電子地域通貨)サービス「まちのコイン」を使ったSDGsハロウィーンイベントの一環。
両日、未使用のアメニティーや制服が変わって使わなくなったネクタイ、客室で使われていた空気清浄機、スタンドライドなどの中古家電、「鉄道ルーム『クハネ1304』」で使っていた中古の鉄道模型(Nゲージ)などを秋葉原のコミュニティー通貨「アキコ」を使って引き取ることができる。
同ホテル企画・広報担当の塩谷真樹子さんによると、同ホテルから排出される廃プラスチック・金属などは、年間約3.8トン。中でも、ホテルの安価なプラスチック製のアメニティーは宿泊客が変わるたびに廃棄されるほか、利用客をもてなすという観点から客室で使いにくくなった家電製品、家具なども、廃棄の対象という。
同イベントでは、これらの「まだ使えるけれども、廃棄しなければならないもの」に注目し、循環型社会を目指す「リユース」に取り組む。
「まだ使えるのに破棄しなければならないものをまちのコインを通じて使ってもらえたら。今回の企画に参画することでSDGsを企業として実現できたら」と塩谷さん。
開催場所は「秋葉原ワシントンホテル」3階レストラン「ボンサルーテ・カフェ」。