コトブキヤラジオ会館1階(千代田区外神田1、TEL 03-5298-6300)で9月上旬より、秋山工房(埼玉県入間市)の「綾波レイ等身大フィギュア plugsuit version」が展示されている。
綾波レイ等身大フィギュアは秋山工房が8月12日に発売したもので、展示は映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の公開を記念したもの。キャラクターデザインを手がけた貞本義行さんとガイナックス(小金井市)徹底監修のもと等身大フィギュア化された同商品のスペックは全高約160センチ×全幅約60センチ×奥行約55センチで、素材はFRP(繊維強化プラスチック)を使用し、塗装済みの完成品の状態で提供する。価格は43万円で受注生産。
同商品の中で最も力を入れたポイントについて秋山工房光井清陽取締役は「ガイナックスの監修はEVAのときよりも厳しく、キャラクターデザインを務めた貞本さん自らの徹底した監修がミリ単位で行われた。貞本さんがこだわったのは、綾波レイというキャラクターの個性もさることながら、人体としてのプロポーションやフォルムの美しさ。それはそのまま弊社がこだわった部分でもあり、それに加えて2次元のものを3次元にするにあたり、『見応え』を出すための情報をキャラクターのイメージに沿って追加することに苦心した」と話している。