土産商品などを手がける大藤(荒川区)は9月15日より、コトブキヤラジオ会館(千代田区外神田1)などで「太郎のげんこつ飴」の販売を開始した。
政治家の似顔絵をあしらった土産商品を展開する同社。自民党総裁選に出馬中の麻生太郎自民党幹事長をモチーフにした商品は、今回の商品で4商品目。これまでには「太郎ちゃんの牛乳カステラ」「太郎ちゃんの暴れまがり明太子せんべい」「ちょい不良おやじ太郎ちゃんの漫画王 明太子カシューナッツ」を販売している。
今回発売となった「太郎のげんこつ飴」は、パッケージに一心太助をもじったちょんまげにねじりはちまき姿の麻生氏風の男性「一心太郎」をプリント。彼が担ぐ桶の中にはこれまでの商品のパッケージに登場したコミックやキャラクターなどが盛り込まれている。中身は黒糖蜜を煮詰め、きな粉や水あめと絡めかたまったものにきな粉をまぶした「げんこつ飴」。おまけにはめんこが3枚付く。販売価格は400円。
同社広報担当者は商品について「太郎さんのいい意味での『暴れん坊』なイメージからげんこつを採用。『飴』だけに『げんこつなめても、太郎はなめるなよ』なんてパッケージのセリフもポイント」と話している。売れ行きについては、「初回3,000個を出荷して、(9月19日時点で)約2,000個を販売。値段の手ごろ感や時期的なものもあり、反応は良好」と話している。