ニワンゴ、「ニコニコ」新バージョンの概要発表-明後日の方向へ

画像=西村博之さん

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 ドワンゴ(中央区)の子会社で「ニコニコ動画」を運営するニワンゴ(中央区)は3月5日、UDXギャラリー(秋葉原UDX4階)で同サービスの新バージョン「ニコニコ動画(SP1)」の発表会を行った。

 ニコニコ動画は「ニコ動」「ニコニコ」の愛称で親しまれている動画配信関連サービス。基本システムは、動画を直接アップロードするのではなく他動画投稿サイトにアップロードされた動画をニコニコ動画にリンクして閲覧するもの。現行バージョンでは直接ニコニコ動画にアップロードできるシステムもある。また動画にコメントを付けることができ、自分の投稿と以前の投稿が共存し、擬似的な時間共有「非同期コミュニケーション」ができるのが特徴。現在のユーザー数は560万人を超え、2007年度のグッドデザイン賞なども受賞している。

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 今回発表となった「ニコニコ動画(SP1)」は動画サイトビジネスの「明後日の方向への進化」を目指して開始するサービス。大きな変更点としては、新インターフェースの導入、初心者が迷わないためのチュートリアルの導入などのほか、新サービスも公開した。

 新たに提供する「ニコニコムービーメーカー」は「動かない動画」作成支援ツール。ライトユーザーを増やし、コンテンツの増加を図る。スタンドアローンタイプのアプリケーションでWindows XP/Vistaに対応する。

 また、ニコニコ動画全ユーザーにリアルタイム情報を同時に伝達する「ニコ割」の新たな機能として「ニコ割ゲーム」も提供。同サービスは動画再生中にゲームが割り込み、簡単なミニゲームでユーザーを遊ばせるというシステム。ミニゲームのスコアを送信することで、ランキング動画が生成され世界中のユーザーと擬似的に競うことができる。

 そのほか、ユーザーがニュースを作成できる「ニコニコニュースメーカー」や「ニコスクリプト」機能の強化、外部ブログなどでのニコニコ動画再生などが可能に。併せてH.264への対応を発表し総ファイル数8ギガバイト、800bpsのハイビジョンクラスの動画がアップロードできるようになった。

 投稿動画サイトに残る著作権の問題については監視・削除体制の強化、権利侵害対応プログラムの強化、啓蒙活動の強化、JASRACとの協議などを含め引き続き行う。各コンテンツホルダーから動画の提供を受け、オフィシャル動画としての配信も行っていく。

 発表会には同社杉本誠司取締役、西村博之取締役、ドワンゴ小林宏代表取締役が登壇。その中で西村さんは「新たなユーザーを獲得するためには、著作人格権の尊重はしなければならないと思う。例えば『ニコ割』のようにユーザーにとって煩わしいと感じるマイナス面も含めて、他とちがうことをもっとやっていきたい。ユーザーは著作権を守って健全に楽しんでほしい」と話した。

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