首都圏新都市鉄道(台東区)は4月13日、つくばエクスプレス試験提供中の車内公衆無線LANサービスに対応する列車を1編成追加した。これまで、駅をターゲットにした無線LANサービスはいくつか存在したが同サービスは駅停車中だけでなく、区間内であれば列車の移動中でも利用できる点が特徴。6両編成で1両おきに計3台設置していた無線LANアクセス・ポイントを、新編成では計7台に増設した。ラッシュ時に人によって電波が遮られ、全く通信ができなかった状態を改善するのが目的という。同サービスは「つくばエクスプレス列車内無線LAN接続トライアル」と題し、インテル,NTTブロードバンドプラットフォーム共同の、移動中の列車で利用可能な公衆無線LAN実験の技術検証の一環で、NTTサイト内にてトライアルモニターを募集。サービス開始当時は定員300名の予定だったが、募集開始から2時間で定員に達してしまったため、予定を変更し、その後も募集を続けている。利用可能エリアは秋葉原駅~南流山駅の10駅9区間。トライアルは7月31日で終了予定。