今からちょうど100年前の1924年に完成した「スタッド・オリンピック・ドゥ・コロンブ」と、国立競技場の前身である「明治神宮外苑競技場」、2つのスタジアムにスポットをあてた企画展「一九二四年の足跡」を、国立競技場内(東京・新宿区)に併設している秩父宮記念ギャラリーにて開催します。
令和6年9月13日
独立行政法人日本スポーツ振興センター
広報室
日本スポーツ振興センター(JSC:JAPAN SPORT COUNCIL 理事長:芦立 訓)が管理・運営する秩父宮記念ギャラリーでは、9月14日より『一九二四年の足跡』と題する企画展を開催することとなりましたのでお知らせいたします。
国立競技場内(東京・新宿区)に併設している秩父宮記念ギャラリーは、「スポーツの宮様」として日本のスポーツ振興に力を尽くされた、故・秩父宮雍仁親王(1902-1953)を記念し、秩父宮の遺品のうちスポーツに関する愛用の品々を中心に展示しています。今回は企画展として、今からちょうど100年前の1924年に完成したフランスと日本の二つの競技場を比較しながら、当時のスポーツ界の様子をご紹介します。
■開催概要
【企画展 一九二四年の足跡】
会期:2024年(令和6)9月14日(土)~12月26日(木)
会場:秩父宮記念スポーツギャラリー(国立競技場) 展示室
(〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1)
開室時間:10:00~17:00(最終入室16:50)
観覧料:無料
休室日:10/7、10/21、11/11、11/18、12/2、12/9(いずれも月曜日)
※ 休室日は変更になる場合があります。
主催:独立行政法人日本スポーツ振興センター 秩父宮記念スポーツ博物館
https://www.jpnsport.go.jp/muse/
企画展チラシ(PDF)はコチラ
https://www.jpnsport.go.jp/muse/Portals/0/muse/pdf/chichibunomiya_gallery_2024sokuseki_flier.pdf
■展示概要
2024(令和6)年の本年、フランス・パリで、第33回オリンピック競技大会が開催されました。前回パリで第8回大会が開催されてからちょうど百年目になりますが、百年前の1924(大正13)年は、日本のスポーツ界においても転機となった年として記憶されます。同大会で内藤克俊(1895-1969)がレスリング競技で初となる銅メダルを獲得し、また10月には、現在の国立競技場の前身である「明治神宮外苑競技場」が、日本初の本格的陸上競技場として完成しました。百年目となる本年、フランスと日本の2つのスタジアムにスポットをあて、当時のスポーツ界の様子をご紹介します。
■主な出品資料
・パリ1924オリンピックポスター
・銘板「第一回明治神宮競技大会優勝者」(内務省、1924年)
・パリ1924オリンピック ディプロマ(高石勝男)
・パリ1924オリンピック 銅メダル(内藤克俊)
・第一回明治神宮競技大会 参加章
・第一回明治神宮競技大会 賞状(織田幹雄)
など、約20点