株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)のグループ会社であるダイビル株式会社(社長:丸山 卓、本社:大阪市北区、以下「ダイビル」)が、東京都中央区京橋に建設していた「八重洲ダイビル」が本日6月30日に竣工しました。当ビルは2021年12月末に閉館した「(旧)八重洲ダイビル」を建替えたもので、ビルの名称は旧ビルに寄せられた愛着を継承したいとの思いから、再び「八重洲ダイビル」とされました。
八重洲ダイビル
旧八重洲ダイビル
建替にあたっては、様々な先進的な省エネ技術・設備を取り入れ、米国の建物環境認証システムLEED認証において上位の「GOLD」を取得予定であるほか、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)において、オフィス部分については最高位の「☆☆☆☆☆☆」および「ZEB Ready」(註)を取得しました。LEED認証「GOLD」、およびBELS認証「ZEB Ready」はダイビル初の取得となります。
また、テナント入居者様のスマホから空調のON/OFF、温度・照度調整操作を可能にすることで、きめ細かな設定が可能となります。さらに、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センターが建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みを評価する制度CASBEE-WO(ウェルネスオフィス)において最高位の「Sランク」を取得しました。
本物件の位置(本物件は東京駅至近かつ八重洲地下街と地下で直結しており、天候に左右されることなくスムーズに東京駅や近隣施設とアクセス可能です。)
当社グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」において、ボラティリティの高い海運市況をカバーする非海運型・安定収益型事業の比重を高め、海運不況時でも黒字を確保できるよう事業ポートフォリオを変革するポートフォリオ戦略や環境戦略を主要戦略と位置付けており、本件は両戦略に合致する取り組みです。
(註) BELS評価の中で、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量(地域・建物室用途等に応じて定められた、標準的な建物仕様を採用した場合のエネルギー消費量)から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物が取得可能
詳細は以下ダイビルプレスリリースをご参照ください。
URL:https://www.daibiru.co.jp/news/2025/0630/