
株式会社CARTA HOLDINGS(以下「CARTA HD」)のグループ会社で、運用型テレビCMを軸とした統合型マーケティング・コミュニケーションサービスを提供する株式会社テレシー(東京都港区、代表取締役CEO:古谷 和幸)は、2026年8月7日(金)、CARTA HDが主催する中高生女子向けSTEM(理系)領域のプログラムに協力し、プロダクト・ソリューション局より大竹 聡子と欧陽 江卉の2名がプログラム内のパネルディスカッションおよび座談会に登壇しました。本取り組みは、公益財団法人山田進太郎D&I財団が推進する中高生女子向けSTEM(理系)領域のツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」 にCARTA HDが参画し、その一環として実施したものです。
なお、本プログラムには、同じくCARTA HDのグループ会社である株式会社fluctのソフトウェアエンジニアも共に登壇し、参加した中高生に向けて、自身の進路選択の経験談やエンジニアを選んだ経緯を交えながら、仕事内容や魅力を伝えました。事後アンケートでは、参加者満足度92.8%という高い評価を得ました。また、「わからない・迷っている」との回答は事前アンケートの25.0%に対し事後アンケートでは0.0%となるなど、参加者の意識に前向きな変化が見られました。以下、当日のプログラム内容と、登壇を終えたエンジニア2名のコメントをお届けします。
オフィスツアー&会社紹介
CARTAグループのオフィス見学を通じて、参加者に社員が働く環境や雰囲気を直接体感していただきました。会社紹介のパートでは、CARTA HDのCTOやグループの社員が仕事のやりがいや技術への想いを語るインタビュー映像を交えながら、参加した中高生にも身近に感じていただけるよう「Web広告やテレビCMが手元に届く仕組み」について紹介しました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、日常で触れる「AI」や「Web広告の仕組み」の解説からスタート。参加者の関心にあわせて、文理選択の体験談やキャリアの歩み、30年以上にわたるモノづくり現場のリアルなど、変化の激しいAI時代における「社会人としての生き方の軸」について語りました。
座談会
1グループあたり4〜5名の少人数形式で実施しました。進路の悩みや具体的な勉強法、業務内容に至るまで、参加者からの相談や率直な質問にエンジニアが丁寧に答えました。多様なロールモデルとの対話を通じて、参加者がエンジニアの仕事に対する理解を深める機会となりました。
本プログラムへの登壇を終えたテレシーのデータサイエンスエンジニア2名に、当日の対話を振り返りながら、登壇の感想と、テレシーでの開発の醍醐味について改めて聞きました。
■ 大竹 聡子(プロダクト・ソリューション局 開発部 部長)
【質問1.】
パネルディスカッションでは、「激変するAI時代を生き抜く強み」について、それぞれの考えが語られました。これからの時代において何が強みになると考えていますか。
AIの登場によってテクノロジーも市場も激変していて、正直10年後の市場なんて誰にも分かりません。だからこそ、
目先の稼ぎ方や外側の環境変化に振り回されるのではなく、自分自身の「好きや生きがいを愚直に突き詰める姿勢」こそが、どんな時代になっても自分を支える一番の強みになります。
私自身、30年以上エンジニアとしてモノづくりと向き合い、時代に合わせて職種や事業を変えながら走り続けてきましたが、結局は「自分の好きという原動力」がブレない軸になると確信しています。
【質問2.】
これまでご自身の強みを伸ばしながら、日々テレシーの開発に取り組む中で、エンジニアとして一番ワクワクする瞬間や手応えを感じるのはどんな場面ですか。
テレシーが向き合っているテレビCMの効果測定は、これまで「効果が出ている気がする」というざっくりとした感触で語られがちでした。そこにデータサイエンスを持ち込み、放映データと実際の行動データから因果関係を証明していく作業は、まるで探偵のようにデータを追って謎を解き明かす面白さがあります。
またシステム設計においても、将棋のようにユーザーの使い方のパターンを脳内で何通りもシミュレーションし、8割方完成形が見えてから手を動かすアプローチが好きです。そうやって脳内で徹底的に組み立てておくことで、バグやエラーが少なく実用に耐えうる精度の高いAIやシステムが組み上がる。
正解のない難題に対して、「自分の思考力と技術でスマートな解を導き出せた瞬間」に、一番のワクワクを感じます。
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大竹 聡子 プロフィール
プロダクト・ソリューション局 開発部 部長
2003年、アクシブドットコム(現 株式会社CARTA HOLDINGS)に入社。以来、グループ各社にてデータ基盤、マーケティングプラットフォーム、レコメンドエンジンの構築など、事業の中核システム開発に従事。 2021年より株式会社テレシーのデータサイエンスエンジニアとして、CM効果分析手法を立案し、特許を取得。現在はプロダクト・ソリューション局 開発部 部長として、技術開発および組織マネジメントを牽引している。
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■ 欧陽 江卉(プロダクト・ソリューション局 開発部)
【質問1.】
パネルディスカッションでは、激変するAI時代を生き抜く強みについて、それぞれの考えが語られました。これからの時代において何が「強み」になると考えていますか。
AIがどれだけ進歩しても、AI自身にこうしたいという自発的な欲求はありません。だからこそ、これからの時代を生きる上で何より大切なのは、自分の中にある「もっと知りたい」「面白そう」という人間特有の好奇心を大切に育てていくことです。育んだ好奇心の先に、自分のやりたいという軸が見つかるのだと考えています。 技術や働き方が大きく変わり、これからは金銭や市場といった価値の物差しそのものが変わっていくかもしれません。
外側の基準ではなく「自分がこれをやっていて楽しいかという生きがいを軸にやり抜く姿勢」こそが、一番の強みになると感じています。
【質問2.】
これまでご自身の強みを伸ばしながら、日々テレシーの開発に取り組む中で、エンジニアとして一番ワクワクする瞬間や手応えを感じるのはどんな場面ですか。
テレビCMって直接誰が見たかのデータが取れず、効果に関しては推定するしかない難しい領域なんです。その中で、CMが放映されたあとに起きた変化、たとえばWebサイトへのアクセスや検索数の動きをもとに、そのうちCMの効果とつながっている部分を推定する仕事に取り組んでいます。
見えにくかった効果に対して、データから因果を解き明かしていく。そのプロセス自体がとても面白いです。さらに、その分析結果から、「じゃあ次はどのCM枠が、どのCM素材が良いのか」という次の提案につながる知見として溜まっていく瞬間に、大きな手応えを感じています。
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欧陽 江卉
プロダクト・ソリューション局 開発部
新卒で株式会社CARTA HOLDINGSに入社し、インターネット広告の配信ロジックに関する設計・開発・運用に従事。その後、国内大手ECサービス事業会社へ転職し、2022年にCARTA HOLDINGSへ再入社。現在はグループ会社である株式会社テレシーにてデータサイエンス部 R&Dチームリーダーとして、社内のデータ分析基盤の構築・運用を担当している。あわせて、マーケティング施策を支えるためのデータ設計・整備にも取り組んでいる。
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本イベント参加者を対象に実施した事後アンケートでは、全体満足度92.8%(「非常にためになった」「ためになった」の合計)という高い評価をいただきました。
多様なキャリアを持つエンジニアとの対話を通じて、参加者の意識や進路選択に前向きな変化が見られました。事前アンケートの回答者(N=12)と事後アンケートの回答者(N=14)を比較すると、以下のような結果が得られました。
・進路の具体化:事後アンケートでは85.7%(14名中12名)が「進学先や職業のイメージが湧いた」と回答しました。
・進路の迷いの減少: 「わからない・迷っている」と回答した割合は、事前アンケートの25.0% (12名中3名)に対し、事後アンケートでは0.0%(14名中0名)となりました。
・STEM分野への関心増大: STEM分野の学部やSTEM領域の仕事を「楽しそう」と感じる生徒の割合は、事前16.7%(12名中2名)から事後57.1%(14名中8名)へ、「将来長く働けそう」と感じる生徒の割合は事前33.3%(12名中4名)から事後64.3%(14名中9名)へと高まりました。
【参加者の声(抜粋)】
・文系から理系に進んだ方、理系一本で進んだ方、どちらの話も聞けて非常に参考になった。
・これまで曖昧だったマーケティングやIT、AIの具体的な活用方法を知ることができ、より興味が深まった。
・新しい仕事や知識に触れることができて楽しかった。
※1 調査概要:2026年8月7日実施/本イベント参加中高生(事前N=12、事後N=14)を対象としたWEBアンケート調査
「Girls Meet STEM」は、公益財団法人山田進太郎D&I財団が高専や大学、企業・研究機関と協力して実施する、中高生女子向けのSTEM(理系)領域のツアー型体験プログラムです。高専や大学のキャンパス・研究室や企業のオフィスを訪問し、実際のSTEM(理系)の現場を体験するとともに、大学生や大学院生、社会人女性との交流を通じて、進学やキャリアへの可能性を広げます。
Girls Meet STEM公式ウェブサイト:https://gms.shinfdn.org/
【公益財団法人山田進太郎D&I財団について】
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を通じて、誰もが能力を発揮できる社会を目指し、2021年7月にメルカリCEO山田進太郎によって設立された公益財団法人です。特にSTEM(理系)のジェンダーギャップに注目し、中高生女子のSTEM分野への進学やキャリア選択を支援する事業を展開しています。
代表理事:山田 進太郎(株式会社メルカリ 代表執行役 CEO)
設立:2021年7月1日
公益財団法人山田進太郎D&I財団公式ウェブサイト:https://shinfdn.org/
■「テレシー(TELECY)」(https://telecy.tv/)について
テレシーは、クライアント企業様の課題に対して、運用型テレビCMを軸とした統合型マーケティング・コミュニケーションサービスを提供する。戦略策定からCMクリエイティブの企画制作、メディアバイイング、効果測定まで一気通貫してクライアント企業様に伴走し事業成長に貢献します。
テレシーの主な特長
1)運用型テレビCMを軸に、クライアント企業様の抱える課題に合わせた統合コミュニケーション施策を、戦略策定からクリエイティブの企画制作、メディアバイイング、 効果測定まで一気通貫で企画?実行。
2)特許を取得した「テレシーアナリティクス」(特許7112816/特許7651769)により、Web広告と同じ指標でテレビCMの効果を可視化。
3)タクシー広告、エレベーター広告などのオフライン広告から、TVer、YouTubeといったオンライン広告まで、様々な広告媒体を取り扱う。
【株式会社テレシー】 https://telecy.tv/
代表取締役CEO:古谷 和幸
代表取締役COO:吉濱 正太郎
所在地:東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー36F
設立:2021年1月4日
資本金(資本準備金含む):9,900万円
事業内容:テレビCM配信プラットフォームの企画・開発・運営/オフラインマーケティング事業/デジタルマーケティング事業