グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:岡 高広)は、2026年8月の創業130周年を記念した連載リリースの第5弾として、ハイクラスメンズブランド「SEEK(シーク)」のLPを公開いたしました。これまでずっと愛用いただいているお客様への感謝を込めて、お使いの商品の魅力をさらに知ることで、もっと好きになっていただきたい──。そんな思いから、お客様の声や魅力をLPでご紹介しています。
※いただいたレビューのうち嬉しいお声を紹介しています。
第5弾は、2003年のブランドデビュー以来、ハイクラスのビジネスマン、スタイリスト、モデルからの圧倒的な支持を誇る「SEEK」です。新卒入社3年目のPR担当者が、グンゼストアに寄せられたSEEKの全レビューと愛用者アンケートを徹底分析。そこで浮かび上がってきたのは、「透けにくい」「見えにくい」を妥協なく追求したインナーへの絶賛の声。それに加え、クラシックな紳士の装いを知る審美眼の高い愛用者たちにとって「当然の基本マナーであり、不可欠な定番」である「ロングホーズ(ハイソックス)」への驚くほどの熱量と支持が寄せられているという事実でした。
「一度使うと、なかなか他にいけない」と評されるSEEKは、トップスから足もとまで、「本物の上質さと機能性」を兼ね備えた商品で、23年にわたり装いを静かに支え続けてきました。
本リリースでは、時代が変わっても揺るがない「見せない美学」を追求し、選ばれ続けてきたSEEKの歩みと、それを支える技術・設計のこだわりを紐解きます。

■ビジネスウェアの変遷とSEEKの回答
「SEEK」が誕生した2003年から現在に至るまで、激動の時代に合わせて、日本のビジネスパーソンの装いも大きく変化してきました。その都度、単にトレンドに追随するのではなく、仕立ての良い衣服を美しく、スマートに着こなすという「普遍的な本質」を、最高峰の技術と美学で支え続けてきたのが「SEEK」の歴史です。
2000年代初頭:スーツ全盛期と「素肌にYシャツ」論争
2000年代初頭、イタリアンクラシコの流行などを背景に、日本でも「素肌に直接シャツを着るスタイル」が注目されていました。しかし、イタリアのような地中海性気候とは異なり、日本は高温多湿な温暖湿潤気候です。素肌に直接シャツを羽織ると、汗によるベタつきや張り付き、肌が透けるといった不快感が大きな課題となっていました。特に夏場は屋内外でジャケットを脱ぐシーンも多く、Yシャツ一枚になった際に、汗ジミが目立ったり、胸元が透けたりと、イタリアンクラシコの提唱するようなカッコよさが実現できない状況でした。

そこでSEEKが取り入れたのは、生地端を縫わずに仕上げる独自技術「CUT OFF(R)(カットオフ)」と、肌になじみやすく白シャツの下でも目立ちにくい「ベージュカラー」です。女性用ストッキングや下着生産で培ってきた色づくりのノウハウも活かし、アンダーウェアの存在を消し去る「ステルス性」という全く新しい概念を日本のメンズ市場に提示しました。
「見えないこと」に力を注ぎ、アウターを美しく見せる。SEEKのものづくりにおける一貫した姿勢は、ブランド誕生時から変わりません。
2005年〜:装いの自由化とビジネスマンとしての「本質」
【ビジネスカジュアルの変遷:オフィスカジュアル4つの変化の段階】
日本のオフィススタイルにおける軽装化・カジュアル化は、およそ20年をかけて以下の4つの大きな波(フェーズ)を経て段階的に進んできました。
【第1波】すべては「クールビズ」から(2005年〜)
環境省が地球温暖化対策の一環として「ノーネクタイ・ノージャケット」を提唱。これに伴い、Yシャツの第1・第2ボタンを外して襟元を開けるスタイルが定着しました。
【第2波】震災による節電と「スーパークールビズ」(2011年〜)
東日本大震災に伴う深刻な電力不足に対応するため、それまで一般化していなかった「ポロシャツ」や「チノパン」など、よりカジュアルな軽装での勤務が推奨され、カジュアル化が一気に加速しました。
【第3波】IT企業の台頭と「スニーカー通勤」の推奨(2015年ごろ〜)
IT産業の急速な成長を背景に、カジュアルスタイルへの変化が更に進行。「テーラードジャケット×Tシャツ」やセットアップにスニーカーを合わせるハイブリッドなスタイルが現代の定番となりました。
【第4波】コロナ禍によるリモートワークの普及(2020年〜現在)
Web会議が日常化し、上半身の「画面映え」が意識される一方で、在宅勤務の広がりとともにウエストや全身の「締め付けを避ける、極限の快適性」を求める時代へと突入しました。
時代がどれほど移り変わろうとも、紳士としての「本質」は変わらない
このようにビジネスウェアのルールや形式が段階的に緩やかになり、オフィスカジュアルが定着していく中で、装いの自由度は大きく高まってきました。一方で、見えない部分までスマートに整える「相手への敬意(配慮)」と、衣服を最も美しく着こなすという「本質」はいつの時代にも通じるものです。その本質を理解した本物志向のビジネスパーソンに、SEEKは一貫して愛され続けてきました。

SEEKのプロダクト開発は、この「変わらない紳士の美学」を支えるため、時代の最先端を静かにリードし、見えない細部に工夫を重ねてきた歴史でもあります。アンダーウェアとしての存在感を消し去る「ステルス性」や、心地よさを極めた「ストレスフリー設計」のフロンティア(開拓者)として、常に時代の一歩先を歩んできました。たとえば、ビジネスでのジャケット×Tシャツスタイルが浸透する前の2013年の段階で、SEEKはすでに「Tシャツ用ボートネック」を展開。ジャケットの襟裏に直接皮膚が触れて汚れるのを防ぎ、Tシャツの襟元から下着を絶対にのぞかせない緻密なカッティングを採用しています。服をスマートに、そして大切に着こなすための細やかな配慮と工夫が、見えない設計の中に息づいているのです。
武安秀俊(MD戦略部 部長・入社29年)
SEEKは、生地端を縫わない「カットオフ(R)」、メンズでは極めて早い段階で導入した「汗取りパッド」、襟ネームや洗濯絵表示のチクチク感をゼロにする「転写プリントラベル」 、汗移りを防ぐ「片面撥水加工」など 、百貨店でこだわりを持って衣服を求める人々の悩みに応える機能を、常に「業界の先駆け」として最初に具現化してきました。
当時はグンゼ社内でも前例のない「切りっぱなし(カットオフ(R))」の技術。開発段階での社内試着時、ある試着者が自宅に持ち帰ったところ、奥様から「この製品、端が縫われていないわよ。この製品完成していないのに着るの?」と真顔で疑問を投げかけられたというエピソードもあるほどです。

※片面撥水加工
■トップスだけではない。紳士たちが支持する「SEEKロングホーズ」の3つのこだわり
SEEKの「見せない美学」は、インナーウェアだけにとどまりません。上質なトラッドスタイルを好み、仕立ての良いスラックスを穿く人にとって、足もとの装いも大切なポイントです。
「19世紀後半、イギリスの紳士たちがラウンジスーツを着用する際、膝下丈のロングホーズ(ハイソックス)を履くことが最大のマナーでした」とSEEKソックス開発担当者は語ります。ロングホーズは、椅子に座った際にもすねが見えにくく、スーツスタイルを足もとまで美しく見せるアイテムとして親しまれてきました。一方、「歩いているうちにずり落ちる」、「ゴムの締め付けで痕が残る」といった悩みに加え、SEEKが着目したのが、ソックスとスラックスの“まとわりつき”です。歩行時や椅子から立ち上がる際にスラックスがソックスに引っかかると、スラックス本来の美しいドレープ(落ち感)が崩れ、そのたびに裾を直す必要が生じます。

こうした装いの中に生まれる小さな「違和感」まで減らすため、SEEKでは3つの工夫を取り入れ、唯一無二のロングホーズを生み出しました。
【SEEKロングホーズ 3つの設計・技術的こだわり】
1.【特許取得】スラックスの裾を美しく落とす「上部キュプラ素材の切り替え」
スラックスとの摩擦が起こりやすいふくらはぎから上部に、滑りの良い繊維「キュプラ」を採用。スラックスのまとわりつきを抑え、美しいシルエットを保ちやすくする特許取得のオリジナル設計です。
2.【脚の立体形状に着目】ズレにくく締め付けにくい「特殊段差編み構造」
ゴムの締め付けだけに頼らず、足首からふくらはぎ上部へと広がる脚の立体形状に合わせ、編み目のテンションを段階的に調整する「特殊段差編み構造」を採用。面全体で脚を包み込むことで、ずり落ちにくさと快適なフィット感を追求しています。

3.【世界最高クラスの上質綿】美しさと強さを併せ持つオーガニックコットン「アルティメイトピマ(R)」
原糸にはオーガニックコットン「アルティメイトピマ(R)」を採用。あえて強い光沢を出すシルケット加工を施さず、上質なウールパンツやスラックスになじむ自然な風合いに仕上げています。さらに摩耗しやすいつま先やかかとを補強し、革靴のフィット感を邪魔しにくい薄さと丈夫さを両立しました。
■23年愛される理由-全アンケートとレビューから見えた「SEEK」への信頼
ご愛用者様へのアンケート、公式オンラインストアに寄せられたレビューからは、SEEKを「手放せない相棒」として信頼してくださるお客様の熱い言葉が多数寄せられました。
●インナーウェアに対するレビュー
スーツを仕立てた際に、仕立て屋さんから薦められました。肌着や下着、靴下には無頓着だった夫が、この下着いいから次もこれにしてと言ってきたのでびっくりしました。
--お客様アンケートより
もう何年も年中SEEKのお世話になってます。この商品をTシャツやカットソーの下に着ると、ベタつかず乾燥も速いので快適です。ベージュだと透けませんし、首回りや袖口から見える心配もありません。欠かせません。
--お客様アンケートより
●ソックス・ロングホーズに対するレビュー
1番感動したのは靴下。キュプラが半分より上に使われており、スリムめのスラックスを穿いた時も引っかからずとても扱いやすくて良い。他の通常のロングホーズ靴下だと、椅子に座って立ち上がる時にひっかかかることが多かったので、非常に助かっている。
--お客様アンケートより
いくつか他社の製品も試しましたが、上半分がキャプラなのはこの製品だけで、もう他のははけません。スラックスに引っかかることがほぼないので最高です!
--グンゼストア商品レビューより
SEEKが届けているのは、着用時の心地よさや機能性だけではありません。仕立てのプロや家族から薦められたりする声からは、大切な人にも薦めたいと思える商品として、長く信頼を寄せていただいていることがうかがえます。
見えない部分にこそ最高の美学を宿らせる――。
アウターから見えにくいカッティングやカラー、着用時の違和感を減らす縫製、スラックスのシルエットまで考えたソックスの設計。一つひとつは目立たない工夫ですが、そうした細部へのこだわりの積み重ねが、お客様から寄せられる「一度使うと、なかなか他にいけない」という声につながっているのかもしれません。
■これからのビジネスパーソンへ――SEEKが描く「未来の装い」
形式的なドレスコードが薄れ、装いが自由になった現代。だからこそ、自分自身が心地よくあるための「快適さ」と、他者への敬意を重んじる「品格」の両立が、個人の装いの美学として問われています。
この身だしなみにおける現代の葛藤は、いま世界的なファッショントレンドとなっている「ジェントルラグジュアリー」の思想とも深く共鳴しています。ブランドロゴを誇示する時代が終わり、素材やものづくりの背景にある誠実なストーリーを尊び、身に纏うことで自分自身を深い安心感で満たしながら、周囲の人間に対しても心地よさと敬意を伝える装い。それこそが、現代の大人がたどり着く真の豊かさです。
「服を美しく着こなすために、肌に最も近い衣服のノイズ(違和感)を感じさせない」
SEEKは2003年の誕生以来、この考えを大切にしながら、その時代のビジネススタイルに合わせてものづくりを進化させてきました。シャツやスラックス、Tシャツなど、主役となる服そのものの魅力を引き立て、着る人が自信を持って装えるように。
時代とともにビジネスウェアが変わっても、SEEKが目指すものは変わりません。見えない部分にまでこだわり、着る人の心地よさと美しい装いを支えること。SEEKはこれからも、変わりゆく時代の装いに寄り添う「名脇役」として、ものづくりを続けていきます。
■公開ブランドスケジュール

SEEK 販売先:全国量販店、小売店、GUNZE STORE(グンゼ公式通販)、グンゼ直営店など
■関連リンク
SEEK LP:https://www.gunze.jp/store/e/elongseller/
130周年記念サイト:https://www.gunze.co.jp/130th/
SEEK 商品一覧:https://www.gunze.jp/store/r/r5296/?brand=seek