ウェブ制作などを手がけるマーキュリーシスコム(渋谷区)はナターシャ(世田谷区)と提携し、ナターシャが運営する音楽ポータルサイト「英語版 ナタリー」の音楽情報をマーキュリーシスコムの「AKIBA Today」内で配信開始した。
「AKIBA Today」は秋葉原を核とする日本のオタク文化の動向と秋葉原の街の情報を、ウェブを中心に「アキバ発世界へ」情報配信を行うサイト。一方の「ナタリー」は、「あなた好みの音楽サイト」というキャッチフレーズのもと、今までメディアが扱わなかった「細かい」ネタをユーザーにニュースとして配信する音楽情報サイト。ニュース閲覧のほか、ユーザー登録することで、カレンダーやユーザー間のメッセージ送受信などSNS機能も使用することができる。
今回の提携により、マーキュリーシスコムは「AKIBA Today」にミュージックページを新たに開設。同ページ内で、英語版ナタリーの音楽ニュースを掲載し、アキバの情報だけでなく、日本国内の音楽情報を合わせて配信することで、コンテンツの充実を図る。
提携について、同社広報担当者は「秋葉原の情報を海外に向けて配信する当社と、日本の音楽情報を海外に向けて配信するナターシャの『世界に向けてジャパニーズコンテンツを配信することで、日本を盛り上げたい』という思いが合致し、提携に至る」と話している。