ドコモ、同社子会社アニメSNS「プレセペ」ハイブの解散を発表

画像=「プレセペ」トップイメージ

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 NTTドコモ(千代田区)は9月22日、同社子会社のハイブ(千代田区外神田5)を解散すると発表した。

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 ハイブはNTTドコモの社内ベンチャー制度により、ドコモの社員のアイデアを事業化した企業。設立は2006年5月。秋葉原に本社を置き、SNS「presepe(プレセペ)」を運営している。

 「プレセペ」はアニメファンを対象とした総合ポータル・コミュニケーションサイトで、2006年11月にサービスインした。サイトではニュースや、アニメ業界人のインタビュー記事などのコンテンツのほか、ユーザー同士のコミュニケーションの場としてSNSを提供している。

 昨年5月には、「アイドルマスター XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)」やアキバ系総合情報フリーマガジン「A-STATION」とのコラボレーション特集を展開。翌6月、女性向けドラマCDレーベル「Anchusa(アンチューサ)」を立ち上げたほか、同10月、「装甲騎兵ボトムズ」特設ページを公開。さらに今年4月、コンテンツの追加とSNSの機能強化を実施していた。

 同社の解散理由について、NTTドコモは「SNSとポータルサイトの運営、アニメ市場マーケティング・コンサルティングなどを目的に設立したが、事業環境の変化に伴い、当初想定していた規模の売り上げ・利益の確保が困難となり、将来的に事業継続が困難だと判断したため」とコメントしている。

 清算終了時期は来年2月を予定。プレセペの今後の運営については検討中だという。

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