秋葉原でオフ会などを開催している「『おたく』専門ソーシャルマッチングサービス『おたくま』」(運営=シー・エス・ティー・エンターテインメント)は1月5日、「おたく意識調査」の結果を発表した。
同社は、ソーシャルマッチングサービス「おたくま」で昨年12月12日~20日、「おたくの人が感じる『おたく』イメージ調査」と「アキバ事情」に関する調査を実施。今回、「おたく意識調査アンケート結果」として発表した。
「『おたく』イメージ調査」では、「『おたく』『オタク』呼ばれて恥ずかしくないのはどちら?」など、「おたく」の人が感じる「おたく」イメージに関することを中心に質問。406人が回答した。
結果から、「おたく・オタク」と呼ばれることにあまり抵抗がない人が全体で90%に及び、一昔前に比べて増加傾向にあるほか、「おたく」を象徴する芸能人として認知されているのは中川翔子さん(1位)だった。また、周囲に対して「自分がおたく趣味」であることを隠していない人が過半数以上いる反面、「家族」など人に知られたくないという選択肢を選んだ人は、京都・北海道・福岡・奈良・石川・広島・三重・福井など地方在住者が占めていたという。
一方、「アキバ事情調査」では、「秋葉原で必ずチェックする店は?」など、秋葉原に来た目的や行き先を具体的に調査。475人が回答した。
「秋葉原で必ずチェックする店はあるか?」の問いに対して55%が「イエス」と回答。「エロゲが充実している」「秋葉原のあちこちに店舗が存在するため、秋葉原に行ったら必然的に1店は入ってしまう」などの理由から「ソフマップ」が「必ずチェックする店」の1位に。「秋葉原に繰り出す目的は?」の問いには、回答者のうち40%が「ショッピング」と回答。一方で、「暇つぶし」「雰囲気を楽しむため」「何となく」など、特に大きな目的もなく訪れている人は全体の38%に及んだ。食事については、43%が秋葉原訪問時に食事をすると回答。中でも、牛丼専門店「牛丼サンボ」が1位を、「じゃんがらラーメン」が2位を、それぞれ獲得した。