ヤマギワ(千代田区外神田1)は8月29日、同社が展開するヤマギワリビナ本館(外神田1)を閉店することを明らかにした。
同社は1923(大正12)年創業。1954(昭和29)年に照明部を設置し、2000年には石丸電気と提携しワイアンドアイを設立、一部店舗を譲渡。2002年、音楽ソフト販売部門をソフマップへ譲渡。以降、秋葉原のヤマギワリビナ本館はインテリアの総合ショップ&ショールームとして照明や家具などの販売に注力してきた。
同社は「照明・家具などの商材を中心に、インテリアの総合提案をするため、外販部門をさらに強化させることと、近年の秋葉原地域のあり方が当社の姿勢と合致しなくなったこと、当社の顧客にとって利用しやすい地域での活動を具現化させるため」と閉店理由を説明する。
オンライン販売は今後も継続。加えて、今秋に別地域でショールームのオープンも予定。将来的には本社機能なども、同オープン予定のショールーム近くに移転することを視野に入れているという。ヤマギワリビナ本館の建物の今後については現在検討中。