トレーディングカードゲームのカードゲームの開発、販売ほかを手掛け、JR秋葉原駅では「ブシロードTCGステーション」を展開するブシロード(中野区)は5月11日、「ヴァイスシュヴァルツ」の累計出荷額が100億円を突破したことを発表した。
「ヴァイスシュヴァルツ」は、タイトルごとに独立して遊ぶことも、複数のタイトルを混ぜて遊ぶことも可能なシステムが特徴のトレーディングカードゲーム。自分の好みの「トライアルデッキ」を持ち寄ってゲームを始め、ルールを覚え、追加発売される「ブースターパック」で好きなキャラクターのカードを集めることで、自分のデッキ(=ゲームを遊ぶための50枚のカード1そろいのこと)を強化し、ゲームの世界を広げることができる。さらに、人気の高いアニメ・マンガやゲーム作品とコラボレーションしていることから、コレクションカードとして楽しめる側面もあるほか、昨今ではアジアを中心に海外展開も行っている。
同社は今回、同カードゲームが2008年3月の展開開始から、38カ月で累計出荷額(上代ベース)が100億円を突破したことを発表した。
今後は、PSPソフト「ヴァイスシュヴァルツ ポータブル」の発売も予定しており、同社の動向が注目される。