「カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店」(千代田区外神田3)が閉店することが12月1日、明らかになった。
同店は2001年、千代田区が有休施設の利用策の公募を実施。この公募でビジネスカフェジャパンの「リナックスカフェ・プロジェクト」が選出され、同社ほかの出資により設立したリナックスカフェ(台東区)がオープンソースOS「Linux」をテーマにした施設として再建。
同施設1階に入居し、リナックスを体験するためのインターネットカフェとしてプロントコーポレーション(港区)が「Linux Cafe Di PRONTO秋葉原店」の店名で同年12月に出店。現在は「カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店」として営業。週末には、自作パソコンに関するイベントが頻繁に開催されているほか、ツイッターユーザーの間では「聖地」とされ、同店来店時に「リナカフェなう」とつぶやく行為が話題となった。店内ではカフェのほか、電源や有料公衆無線LANを利用することが可能。
しかしながら、「入居するビルの改装計画に伴い、閉店を決定」(同社)。今後について、閉店イベントの実施や秋葉原への再出店の予定は今のところないという。
閉店は12月25日。営業時間は8時~21時(土曜・日曜・祝日=8時~20時)。