UDXシアター(秋葉原UDX4階)で8月3日、「燃えよ特撮!祭 2013」が開催される。
特撮を後世に残す活動の一環として、特撮作品の放送や企画番組の制作を行ってきた日本映画衛星放送(日本映画専門チャンネル)。今回、同活動の象徴として一日限りの特撮イベントを企画。80組160人を招待する。
当日は、特撮による繊細かつ大胆な地震災害の描写と、巨大地震に見舞われた東京とそれを生き延びようとする人々の人間ドラマを描いた「東京大地震マグニチュード 8.1」を16ミリフィルムで上映。同作はテレビドラマとしては破格の1.5億円をかけて製作し、1980(昭和55)年に日本テレビ系で放送され、「特撮ファンの間で今なお語り継がれている」(同社)という。
上映会後は樋口真嗣監督と、ゴジラなどの特撮作品を手掛け同作でも特撮監督を務めた川北紘一さん、アニメ・特撮評論家の氷川竜介さんによるトークショーを開く。
同社によると、「今回のイベントは幼いころから特撮好きで、その後も特撮にかかわる幾多の仕事に携わってきた樋口監督と、特撮の父と呼ばれる川北さんの『多くの方にこの作品を見てもらい、特撮の素晴らしさに触れてほしい』という強い思いで実現した」という。
イベントへの参加応募は今月24日18時まで。参加方法は同イベント特設サイトで確認できる。