扶桑社(港区)は1月26日、「元祖アキバ系女王」のキャッチフレーズで知られる桃井はるこさんのエッセイ「アキハバLOVE -秋葉原と一緒に大人になった-」(1,575円)を発売した。
「モモーイ」の愛称でも知られる桃井はるこさんは声優、作詞、作曲、歌、パーソナリティ、コラムニストなどさまざまなジャンルで活躍。雑誌でのコラム連載やイベントの司会、トークライブ「はるこの秘密」などの活動も定期的に実施し、1997年には自らのクローン人間と称し、インディー・バーチャル・モバイルアイドル「もあいはるこ」のプロデュースも行った。
発売されたエッセイは桃井さん初の単行本となるもので、全3章で構成される。1章では「想いでと、思うこと」と題し少女時代の思い出から、10年前の秋葉原の姿、アニメ作品「小麦ちゃん」、ユニット「UNDER17」時代の裏話などを交え、現在の思いを語る内容。2章・3章では桃井さんのインターネット日記や「月刊アスキー」「電撃萌王」で連載していたコラムなども収録する。
桃井さんは同書について自身のホームページで、「まさにタイトル通りの本になったと思う。私のことをご存じない方にも読んでいただきたいと思って書いた」としている。