ダイハツ工業(大阪府池田市)は11月19日、秋葉原で「コペン」新モデルのお披露目と新プロジェクト発表会を開いた。
軽オープンスポーツカー「コペン」の新モデルの名称は「COPEN XPLAY (コペン エクスプレイ)」。「タフ&アグレッシブ」をコンセプトにしたダイナミックな外観デザインを採用。内装は、センタークラスターの骨格をインパネ上面まで張り出した「クロスフレーム」とすることで斬新さを表現した。国内月販目標台数は700台(コペン ローブを含む)。価格は179万8,200円~。
デザインを担当した同社デザイン部デザイナー・池内淳さんは「発売前の事前調査では若い方からデザインに対して高い支持を頂けた。このデザインの遊び心に大きな可能性を感じている。『COPEN XPLAY』をきっかけに、若い世代の人だけでなくさまざまな世代の人にもっと車の楽しさを感じてもらえたら」と期待を寄せる。
さらに、同車の発売に合わせて「コペンXPLAYプロジェクト」を発表。同プロジェクトでは若者をターゲットに、音楽やイラストなどのカルチャーと「クロス」した企画を展開する。
具体的には、ネット発アーティスト「ボカロP」「歌い手」5組が制作したドライブ・ミュージックを配信する「XPLAYミュージック」、同車をモチーフにした「新世代のオープンカー」と擬人化キャラクターのデザインを募集する「XPLAYイラストコンテスト」。
「遊び心のあるデザインに仕上がった『COPEN XPLAY』をきっかけに、お客さまと車との新しい関係づくりに挑戦したいと思うようになったのがプロジェクトの発端」と話すのは国内営業部コペンプロジェクトリーダー・松居康彦さん。今後も、ネット音楽イベントへの参加やゲームとのコラボレーションなどを継続的に展開していく予定だという。
発表会当日は同プロジェクト第1弾として、八王子Pさんと伊東歌詞太郎さんが制作したドライブ・ミュージックのライブが開かれた。会場には両氏のファンも集まり盛り上がりを見せた。