東京アニメセンター(秋葉原UDX4階)で提供中のアトラクション「アフレコ体験」の作品ラインアップに4月7日より、「サスケ」が追加された。
「アフレコ体験」は有料で同施設のスタジオを使用し、参加者がアニメに声を当てるもので、外国人に配慮し「ローマ字表記版」などの提供も行なっている。同アトラクションではこれまでに、「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション」(以下、「ポケットモンスター」)と「新世紀エヴァンゲリオン」のシナリオが用意されており、「ポケットモンスター」に至っては自らが声を吹き込んだシナリオをDVDで持ち帰ることができる。
白土三平さん原作、エイケン(荒川区)制作の忍者アニメ「サスケ」は、1968年9月~1969年3月、TBS系で放映された。「アフレコ体験」では、「オープニングナレーション」(1人用)と第22話「隠れ里」(2人用)、第28話「おぼろ影」(3人用)の3種のシナリオが体験できる。利用料金は、収録風景とアフレコされたアニメ場面のDVD付で1人=1,800円ほか。
同施設広報担当者は「アフレコ体験」について「本格仕様スタジオで声優気分に浸れるので子どもから大人まで、アニメ好きの外国人の方々にも『面白い』『楽しい』と評判」と話している。
現在、アニメセンターでは併せて、同タイトル制作プロダクションの「エイケン展」も開催しており、作品のセル画、フィルム、台本、設定資料、絵コンテ、オープニングアニメ集などの展示も行なっている。