秋葉原にあるライブハウス「dress TOKYO」(千代田区岩本町3)が4月末で、一時閉店する。
「dress」は2005年10月に開店し、1階のカフェ「dress Cafe」と地下のライブハウス「dress TOKYO」で構成。1階のカフェではランチを提供し、アコースティックライブも中心に貸し切りパーティーなども行われてきた。地下のライブハウスはスタンディング時で200人収容できる本格的なライブ・DJスペースで構成するほか、ラウンジも併設し来場者同士のコミュニケーションのとりやすさを意識した空間を提供してきた。
閉店について、同店担当者は「今回の一時閉店は、経営上の問題ではなくビルオーナーからの立ち退き勧告があったため。この秋葉原という場所にこだわりがあり、この界隈でまた新たに復活したい」という。秋葉原の音楽カルチャーについては、「秋葉原には多くのストリートミュージシャンがいて、特にアイドル系も多いところが他と違い特徴的でそうした人たちもバンド系に負けずパワフルで勢いがある。秋葉原は近隣に大学や学生の集まる環境があって、ライブハウスとしては魅力的な地。今回の閉店が残念」と話す。
4月30日の最終日は「dress last carnival~明るく〆させて~」が行われ、これまでdress TOKYOに出演したアーティストらが集まりフィナーレを飾る。フリードリンクチャージ1,000円。開演=18時30分~。
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