■さあ、行こう! GAMEの時間です
東京ゲームショウ2008は社団法人コンピュータエンターテインメント協会主催、日経BP社共催で開催しているゲームの祭典。今年は、来場者に同イベント(=GAMEの時間)を存分に楽しんでもらえることを願って「さあ、行こう! GAMEの時間です」をテーマに掲げる。特に今回は、「すべてのエンターテインメントコンテンツが集結する場として新コーナーなどの拡充」「ビジネス環境の充実と一層の国際化を目指す」「ライトユーザー(キッズ、ファミリー層)と新規ユーザーの来場促進を図る」ことを重点ポイントとして強化したという。
以下に、各ゲームメーカーのブースのようすをレポートする。
■巨大ノートン・ファイターに遭遇-シマンテック
幕張メッセに到着してすぐ、エントランスにひときわ大きな黄色い物体が…。シマンテックのノートン・ファイターだ。ノートン・ファイターはセキュリティーソフトを手がけるシマンテックの商品「ノートン」のキャラクター。2007年9月、NOC(ノートンオペレーションセンター)で北嶋博士の手により誕生した同氏は、インターネット世界に住む防衛戦士として、世界中のあらゆる場所に移動し、敵を撃退する。今回は、オンラインゲームを通じて広がろうとする脅威を撲滅するために巨大化して目を光らせているという。この、巨大ノートン・ファイター、いかんせん大きい。とにかく目立つためか、巨大ノートン・ファイター前を待ち合わせ場所に指定している来場者の姿も目にした。どのくらい大きいかというと、このくらい…。
このほか、通常サイズのノートン・ファイターが悪者を退治する寸劇も披露。トロイの木馬風の「モクバクバ」と暴れまわるウィルスたちを、苦闘の末、檻に閉じ込めるノートン・ファイターの勇姿に観客からは拍手も…。
同巨大ノートン・ファイターには「写真を撮ると幸せになる」という噂があり、ウェブメディア「オタバ情報局」や「fujyoshi.jp」では、家庭不和が解消された高校生と友達から恋人に昇格した女子大学生のエピソードが紹介されている。幸せになりたい来場者は、巨大ノートン・ファイター前で待ち合わせして、ついでに撮影してみては?
N.O.C.~地球とパソコンの平和を守るノートン・オペレーション・センター~
fujyoshi.jp
オタバ情報局
■ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
10月16日発売の新型PSP「PSP-3000」の展示や、合計40タイトル以上の試遊を展開していたソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンブース。TGS2008初日となる9日、同社は年末年始の商戦期に向けて新たに80GHDDとデュアルショック搭載のプレイステーション3(以下、PS3)を10月30日に発売することと、PS3向けワイヤレスキーパッドおよびACアダプターの投入、「PlayStation Home」オープンβサービスの年内開始のほか、日本国内のソフトウェアメーカー24社が同メタバースに参入することなどを明らかにした。