首都圏新都市鉄道(台東区)は6月6日、秋葉原とつくばを結ぶつくばエクスプレス(以下、TX)の昨年度(平成19年度)の輸送人員を発表した。
昨年度の年間輸送人員は8,485万人、平成18年度と比べて1,416万人増。1日当たりの輸送人員は平成18年度の19万5,000人から前年比20%増の、23万4,000人となった。
増加要因について同社は「沿線各地でさまざまなイベントが行われたことや、沿線を中心として広範なPR活動を行ったことに加え、マンションや住宅の建設、大規模小売店舗の集客活動など沿線の開発が進み始めたことなどにより、通勤・通学など定期利用客の利用が順調に増えたことによるもの」と分析している。
同社は今秋、交直流車両4 編成24 両を増強。これにより朝の最混雑時間帯には現在の1時間当たり最大17本運行から、今後の利用客の増加に対応して最大20本までの列車本数の増加が可能となる。「守谷以北については、利用状況に応じて対応していく」と話している。
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