展示用PCの余った処理能力でグリッド・コンピューティングに貢献

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 日本IBM(港区)は秋葉原電気街振興会(千代田区外神田3)、NPO法人産学連携推進機構(神田須田町1)と協力し、6月30日からワールド・コミュニティー・グリッドを活用した「アキバ型環境貢献活動『活エネ・キャンペーン@アキバ』~活エネ:エネルギーを上手に活かす~」を秋葉原各家電量販店で行う。

 ワールド・コミュニティー・グリッドとは2004年11月にIBMが発足した社会貢献活動組織。グリッド・コンピューティング技術を用い、世界中のコンピューターから集めた処理能力を結集することで仮想的なスーパーコンピューターを作り出し、それを基盤として社会的に意義の高い研究活動に巨大な演算能力を提供する世界最大規模の人道的活動。すでに200カ国以上から38万人を超える数の参加者を擁し、100万台を超えるコンピューターを接続、160万テラフロップスの演算処理能力を有している。

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 今回のキャンペーンは各参加店から提供を受けた店頭展示用のパソコンなどの節電できない電気を有効活用するもの。日本IBMの技術者が家電量販店の展示用コンピューターにワールド・コミュニティー・グリッドに必要となる専用ソフトウエアを導入し、メーカーを選ばない約100台のコンピューターが「チーム・アキバ」としてプロジェクトに参加することになる。展示用コンピューターが一定時間使われていない状態になるとワールド・コミュニティー・グリッドが起動し、余った処理能力をワシントン大学で研究中の、栄養価が高くて強い抵抗力を持つ稲を開発する研究活動「栄養価の高いコメを世界に(Nutritious Rice for the World)」プロジェクトの演算処理能力として活用する。プログラムが起動中はCPUに約60%程度の負荷をかけて演算を行う。

 同キャンペーン開始に先立ち行われた発表会で秋葉原電気街振興会会長・オノデン社長の小野一志さんは「電気街振興会としてチームマイナス6%に協力してきたが、コンピューターを販売するときに発生してしまう待機電力はもったいない。今回のグリッド技術を使い、秋葉原のイメージ回復を含め社会貢献活動に協力し結果を出していきたい」と意気込みを語った。

 参加店舗は石丸電気本店(外神田1)、オノデン(外神田1)、九十九電機パソコン本店(外神田1)、九十九電機DOS/Vパソコン館(外神田1)、九十九電機TSUKUMO eX.(外神田4)、ソフマップ本館(外神田4)、ソフマップパソコン総合館(外神田3)、ラオックス本店(外神田1)。開催期間は6月30日~7月6日。

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