秋葉原の書店などで4月30日、書籍「萌えながらグングン身につく 日本の鉄道 ~入門編~」(ウィーヴ)が販売される。
同書は、SLやリニアモーターカーをはじめとする日本全国の列車の中から、地方ごとに代表的な電車を選び、60種を「萌え」イラストで紹介するもの。参加絵師は約30人。それぞれの列車を見開きで紹介し、左ページに列車の解説を、右ページに列車をモチーフにしたイラストを掲載する。
ウィーヴの広報担当者は「『エヴァンゲリオン・クロニクル』『マクロス・クロニクル』などのパートワークを出版事業の中核としてきた当社が新たな出版企画を模索する中で、いわゆる『萌え辞典』の流行を知り、参入の可能性を検討するに至った。この分野の動向を調査したところ、なぜか、マニアの王道である『鉄道』を扱ったものがないことに気付き、ならばと、今回の企画を立ち上げた」と話す。「イラストの面では、鉄道の『メカ』の部分に着目し、ガンダムと女の子を組み合わせた『MS少女』的アレンジを施すことで、先行する書籍と差別化できるのではと考えた」とも。
価格は1,680円。