講談社(文京区)は3月27日からJR秋葉原駅電気街口で、西尾維新さん「零崎人識の人間関係」シリーズのピールオフポスター掲出を始めた。
同プロモーションは、同社が同25日に西尾維新さんの「零崎人識の人間関係」シリーズを発売したことを記念して行っているもの。「関係4部作」と銘打った今回の作品は、「匂宮出夢」「無桐伊織」「零崎双識」「戯言遣い」の4人と、顔面刺青の殺人鬼・人識の関係を描いた物語で、西尾維新さんの最新作。これまでの零崎人識との「知られざる関係性」が明らかになるほか、本にはイラストレーター・竹さんのイラストと、トレーディングカードも付く。
プロモーション展開開始日、JR秋葉原駅電気街口でファンらが見守る中、20枚のポスターの掲出がスタート。キャラクターに気付いたファンが記念撮影などを行っていたが、一部、シールになっているものがあるとわかると、次々にはがして持ち帰る人の姿も見られた。
西尾さんの大ファンで、前日の夜から秋葉原に駆け付けたというひぃさんさんは、「『零崎人識の人間関係』シリーズは全部読んでいる。人識の魅力は、殺人鬼なのにカワカッコイイところ。人懐っこく、アホっこなところがいとおしい。シールをたくさんもらうことができ、前日から来たかいがあった」と満足げな表情を見せていた。
ポスターの掲出は4月2日まで。