マツダレンタカー、秋葉原に都内初のカーシェアリング拠点

写真は広島のステーション

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 マツダレンタカー(広島県広島市)が運営するカーシェアリング事業「カーシェア24」のステーションが11月22日、秋葉原UDXパーキング地下3階(千代田区外神田4)にオープンする。

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 カーシェアリングは車を所有せず登録会員らが共同で乗用車を利用するシステムで80年代、欧米諸国で渋滞・駐車場不足などの交通問題や環境問題を改善すべく始まった。同社が手がける「カーシェア24」は2005年2月、広島に開設した「カーシェア24横川駅前ステーション」を皮切りに全国展開を開始したもの。

 仕組みは利用希望者が会員登録を行い、発行されたICカードで利用予約をした後、無人のステーションへ出向く。ステーションに設置された端末からICカードで認証を行い車の鍵を入手して、ステーションの車を利用することができる。料金は月額制でAとBの2プランを用意、初期費用としてカード発行料金2,100円と月額利用料A=4,200円、B=1,050円のほか課金方式で15分ごとにA=210円、B=315円加算する。

 今回オープンする「秋葉原UDXステーション」には3台のデミオを設置。秋葉原駅近辺の就業者や近隣住民、観光旅行者などをターゲットにする。10月末の時点で会員数は約560人で、年度内に1,000人を目指す。

 同ステーションは都内で初となるもので、秋葉原での開設に至った理由について同社広報担当者は「カーシェアリング事業は平日=法人、休日=個人と1週間を通して利用者が存在し、法人・個人ともにニーズがある都市での展開が重要。そうした意味で秋葉原は法人・個人が混在する街であると同時に集客力がある街だったため」と話している。今後の展開については「秋葉原と同時期開設の札幌で北海道から九州までネットワークで繋がった。今後は既存のステーションを中心にサービスエリアを拡大していきたい」という。

カーシェア24

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