江戸の華「神田祭」開催へ-震災の影響で4年ぶり

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 神田明神(千代田区外神田2)の「神田祭」が5月9日、始まる。

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 江戸時代から変わることなく貴重な祭礼文化として継承されてきた「神田祭」。2年に1度のペースで行われているが、2年前は東日本大震災の影響で中止に。今年は4年ぶりの開催となる。

 鳳輦(ほうれん)・神輿(みこし)遷座(せんざ)祭(9日)、氏子町会神輿神霊入れ(10日)を経た5月11日に開催される神幸祭は、鳶頭(とびがしら)連の木やりを先頭に3基の鳳輦・神輿など総勢300人の時代行列が、氏子区域である神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内の約30キロを一日がかりで巡行。曳(ひ)き物や仮装行列なども加わり、祭りがさらに華やかになる。

 5月12日の神輿宮入は、神田明神宮入参拝を目指し100基近い神輿が各連合・町会の出発地に集合。式典の後、氏子自慢の神輿が宮入参拝し境内がたくさんの人でにぎわう。秋葉原中央通りには12時30分ごろから、宮入参拝を済ませた神輿が集結。神輿天国として活気を帯びる。

 会期中に行われる行事のスケジュールは神田祭公式サイトで確認できる。

 5月15日まで。

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