石原慎太郎東京都知事が実行委員長を務める東京国際アニメフェア実行委員会(千代田区外神田4)は3月22日から「東京国際アニメフェア2007」を東京ビッグサイト(江東区)で開催すると発表した。
同フェアはアニメ産業の振興と育成を目的に、東京都とアニメ関連企業・団体が実行委員会を組織して2002年から開催しているもので、今年で6回目を迎える。来場者は年々増加し、2006年の開催では4日間で前年比17.6%増の98,984人を記録した。
イベントは3月22日・23日のビジネスデーと24日・25日のパブリックデーに分けて開催する。内容は、出展企業がビジネスに直結する情報を提供する「見本市」と、一般来場者向け特別企画展などの「イベント」、優秀なアニメ作品を選定し表彰する「コンペティション」の3カテゴリーで構成される。
見本市会場では国内203社、アジアやアメリカなどの海外企業27社のアニメ関連企業・団体が出展し商談を行う「見本市」や海外バイヤー向けの情報交換の場「バイヤーズルーム」、若手クリエーター12組にPRブースを提供する「クリエーターズワールド」などを展開するほか、特別企画展「『ロボアニ エキスポ』-アニメがつくるロボットの未来-」ではロボットアニメの歴史や影響力を紹介する。
また、イベントではアーティスト・声優によるライブパフォーマンスの実施や、山寺宏一さんをはじめ多数の声優が出演するショートドラマの披露などを予定するほか、新たな才能の発掘とビジネス支援のためのコンペティション「東京アニメアワード」の表彰式を行う。
開催時間は10時~18時(25日のみ17時30分)で、入場料は大人=1,000円、中高生=500円ほか。